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2003年公開した映画、〈ファインディング・ニモ〉を約20年経った今、オススメしたい。この映画はジャンルは子供向けコメディ。子供を持つ親にオススメ。

内容を少し説明します。

広大な海で400匹のカクレクマノミの卵が孵化しようとしている。母親の命と引き換えに残ったのは1匹だけ。父親のマーリンは、その子をニモと名付け、過保護に育てる。6歳になって学校に通うタイミングで、人間にさらわれてしまう。父親マーリンの、ニモを探す旅がはじまる。

clown fishes under the coral
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内容はざっとこんな感じ。冒頭で少し衝撃的なスタートとなるが、物語は笑いあり・涙ありのコメディ調で進んでいく。

この映画、子供が観ていて楽しめるのがオススメの理由でもあるけれど、同時に親へのメッセージが込められている。自分が子供の頃、この映画が公開された時に映画館で観てとても楽しかった。そして今、親になってから観るのと受け取り方が違う。昔観たことがある人へ、もう一度、観るべき映画としてオススメしたい。

題名にもある通り、ニモは主人公ではあるけど、マーリンが父親へと成長する物語であるといっても過言ではない。

ぼくは恥ずかしながら、長男とお出かけ中に、一度だけ迷子にさせてしまった事がある。まさに、父親のマーリンの状態だった。動揺して泣きそうになりながら、色々と探したが見当たらず。捜索を続けて、やっと見つけた。なんと子供は自分で先に家に帰っていた。驚きでしかなかった。(当時、4歳)信号ではちゃんと止まり、安全に自分の足で帰ったということを後から聞いた。父親は子供のことをもっと尊重して、認めるべきなんだなあと思う。でも、何事もなく本当に良かった。

子育て中のお父さん・お母さんへ、マーリンに自分を照らし合わせて観ていただきたい。