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色んな後悔がある。もっと勉強すればよかったとか、海外に目を向けて留学すればよかったとか。言い出したらキリがない後悔の連続。振り返るとあの時、こうすれば良かったと感じる事は、誰しも経験があるのではないだろうか。

ぼくは、中学生の頃に友達と喧嘩して謝らなかった事を強く後悔している。あの時、なぜ謝る事ができなかったのか。その友達とは気まずい雰囲気のまま、学校を卒業した。

謝れなかった理由は、ただ単に素直になれなかったから。でもどうしても胸騒ぎがして、共通の友人に連絡先を聞き、メールを送り謝った。戻った返信は、「もういいよ、気にしてないよ」というものだった。安堵と共に、なぜあの時に自分は謝る事を選択しなかったのか、疑問だった。

環境が変わって、その友達と関わる機会は減ってしまった。あの時、濃い時間の中で謝る事ができたら、繋がりが持てたかもしれない。

後悔をする・しないは、自分自身の日々の選択の積み重ね。そう考えると、なんと歳月を経て影響を及ぼすのだろうか。『後悔』は自分の中で、こんな形で爪痕を残している。

今ぼくが友達を想い、そんなことを思い出し文章と向き合っているなんて、1ミリも思わないだろうな。

素直に謝る事を、いつかの自分に教えてあげたい。