毎日が過ぎていく。仕事が忙しくて、余裕がなくて、時間が過ぎるのを早く感じる場合もあるけど、ある一定の年齢に達すると、時間が過ぎるのは、無関係にどんどん加速する。これは誰でも、人間であれば皆同じだ。
4歳の長男がカレンダー見てふと、こんな事を呟いた。「4月は、早いねぇ」と。この言葉を聞いて少し驚いた。子供は毎日が刺激の連続で、時間を体感するスピードは大人とは異なる筈では。大人顔負けのコメントを、朝の朝食を食べながら、林檎入りヨーグルトをスプーンで口いっぱいに頬張りながら、呟いたのには驚きだった。4月に入って新学期スタート。保育園のクラスも変わり、新しいオモチャに出会えて、担任の先生だって変わった。色々と刺激に満ち溢れていると思いきや、このセリフ。おいおい大人か。って正直、思ったよ。笑
ふと、自分の頭の中で、いつも聴いているJWAVEで聞いた言葉がフワフワとよぎった。「大人が子供に対して与えてあげられるのは、意外性だと思う」という内容。つまり子供にとって、これはこうだよねっていう、当たり前ではなく、子供に常に新しい価値観を与えてあげられる事が、親の役目だということ。
もしかしたら子供に、とびっきりの体験をさせてあげられていないから、4月が早く過ぎちゃったのかなー。いつでも、良い意味で裏切りながら、毎日を昨日よりも素敵に、子供と過ごしていきたいと思った。